お茶を一杯

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緑茶づくり

毎年5月になると、「八十八夜」の歌詞を準備する。
ほとんどの高齢者が知っていて、手拍子を添えて楽しく歌ってくださるから。
この歌を歌ってもらい、好きな飲み物やお茶についての思い出を語ってもらうなど、回想法の一つのネタにするのだ。

ここ、愛知県の尾張と三河にまたがる地方では、自分の家や近所でお茶を育てていた、子供の頃手伝わされた、抹茶は八十八夜に限るなど、いろいろな思い出話が自然と引っ張り出されてくる。普段から農作業の合間に抹茶を楽しむ家庭も多い、豊かな地方であることがわかる。

父方の祖母は二人の子供を抱えて、名古屋の中心部から豊明に疎開してきた。庭に畑を作り、戦中戦後を乗り越えてきた強く生きねばならなかった女性の一人である。子供の頃、休みごと祖母の家を訪れた時、低く仕立てたお茶の木に挟まれた小道を歩いて、祖母の待つ玄関まで歩いた思い出がある。その植え込みはとうに取り払われたが、今も生垣の一部がお茶の木でできてる。祖母もまた、自分でお茶を作っていたのだ。

まだ二十代の頃、祖母にお茶づくりを教えてもらったことがあった。お茶を摘んで、蒸して揉む。そして乾かす。できたお茶が美味しかった記憶はない。

さて。今年のゴールデンウィーク。どこに行くあてもなく、仕事もあるし庭仕事もあるし。なんだかつまらない。
庭のお茶の葉が摘み頃だけど、どうしたらいいだろう。調べてみると明日が八十八夜、摘みごろではないか。
ということで、五月二日、八十八夜の朝は仕事もあるのに早起きして、お茶の葉を摘み始めた。


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もちろん、ピコー、三枚までの先っちょの葉っぱを摘むのである。
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参考にしたのは、狭山市のお茶博物館のホームページにある、電子レンジでお茶を作る方法。
http://www.alit.city.iruma.saitama.jp/07tea-museum/17try1.html

まず、お日様が当たる前に摘む。それを陰干しすること1時間。
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キッチンペーパーを敷いた皿に乗せ、ラップをしてチン。
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これがうまい具合に蒸した状態になるのだ。
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それをまな板でもんで、またレンジ。またもんでまたレンジ。

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3回繰り返すと、こんなお茶っ葉ができました。

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フレッシュな出来立てのお茶っ葉を、気に入りの急須に入れて、60度のお湯を注ぎ待つこと1分。

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好きな湯のみに入れて香りを楽しみ、少し味わってみる。
なんと、ちゃんと緑茶ではないか。そして、自画自賛だけど、風味も甘味もあり、良いお味。
びっくりでした。


狭山市のお茶の博物館と電子レンジ様々で簡単楽チン、余裕があれば来年も作ろう。
なんだか満足のゴールデンウィークになりました。
紅茶の巻につづく。
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by zipgrrl | 2017-06-01 23:36 | 美味しいもの | Comments(0)